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19.Sep.2024

高圧ポンプの定義と往復ポンプの紹介

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高圧ポンプは特に工業分野で、高圧洗浄液圧機械化学工業処理石油や天然ガスの採取など、多くの分野で私たちの生活に大きな影響を与えています。その主な機能は、流体の圧力を大気圧をはるかに上回るレベルまで上げることです。一般に、ポンプが30 bar(約 435 psi)を超える圧力を発生できる場合、そのポンプは「高圧ポンプ」と呼ばれます。用途に応じて、高圧ポンプは30 ~ 100 bar、101 ~ 500 bar、500 bar以上の3つの範囲に分類できます。超高圧ウォータージェット切断などの一部の特殊な用途では、必要な圧力が数千barに達することもあります。したがって、高圧ポンプの具体的な圧力範囲は用途によって異なります。圧力に加えて、流量回転数馬力などの仕様も、高圧ポンプが用途に合っているか評価するための重要なポイントです。こちらの記事も参考にしてください。
 

往復ポンプ:プランジャーポンプとピストンポンプ

往復ポンプは高圧ポンプの主要なタイプの一つで、その動作原理によりプランジャーポンプとピストンポンプに分けることができます。
 

プランジャーポンプ

以前にもプランジャーポンプを紹介したことがあります。簡単に言うとプランジャーポンプのコアパーツは、シリンダー内で往復運動をするプランジャーです。プランジャーが後退するとシリンダー内の圧力が低下して液体が吸い込まれ、プランジャーが前進するとシリンダー内の圧力が上昇して液体が吐出されます。以下のような高圧および小流量が必要な場合に使用できます。
  • 高圧洗浄:工業機器の頑固な汚れ、塗料などを除去します。
  • ウォータジェット切断:高精度な切断をすることができます。
  • 液圧システム:重機に動力を供給します。 
 

ピストンポンプ

ピストンポンプの動作原理はプランジャーポンプの動作原理とよく似ていますが、圧力はピストンの往復運動によって提供されます。シールはシリンダーと直接接触するため、漏れを防ぐために通常より複雑な構造になっています。ピストンポンプは中高圧および中流量を提供でき、液圧システム、水処理、化学工業などの産業で使用されます。
•    液圧システム:各種機械に動力を供給します。
•    水処理:水を移送、加圧してろ過などの処理を行います。
•    化学工業のプロセス:各種化学薬品を移送、加圧します。

 

プランジャーポンプとピストンポンプ:どちらを選ぶか?

プランジャーポンプとピストンポンプはとてもよく似た原理で動作しますが、それぞれに独自の長所があります。
  • プランジャーポンプ:非常に高い圧力を必要とするが流量が低い用途に適しています。
  • ピストンポンプ:中高圧および中流量を必要とする用途に適しています。
適切な高圧ポンプを選ぶ際には、必要な圧力と流量を考慮してください。高圧プランジャーポンプは、非常に高い圧力を必要とするが流量が小さい場合に最適ですが、中高圧と中流量が必要な場合はピストンポンプを検討できます。
DIAMONDは、豊富な経験と技術を持つ高圧プランジャーポンプの専門メーカーです。高圧ポンプは多くの分野において必要不可欠な重要機器です。高圧プランジャーポンプやその他の高圧ポンプのことなら、私たちにいつでもお気軽にご連絡ください!

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